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【感想】トゥームレイダー ファースト・ミッション(2018/3/21公開)

 大学に行かずバイク便で生計を立てるララ・クロフトは、7年前に行方不明になった父・リチャードの遺産相続をようやく受け入れる。遺されたパズルを解いたララは、父の遺言ビデオを発見する。その中身は、集めた「卑弥呼」に関する資料を焼却して欲しいというものだったが、卑弥呼の謎を追うことで父の足取りを追えると考えたララは、リチャードに船を売った香港の商人ルー・レンを探し出す。しかし、船を売ったのはルーの父で、リチャードと同様、7年前に行方不明になっていた。お互いの父親の行方がわかると考えタッグを組んだ2人は、卑弥呼の墓がある太平洋上の島を目指す。しかし、卑弥呼の墓に秘められた「力」をめぐり、秘密組織トリニティが暗躍していた。  アンジェリーナ・ジョリー主演シリーズのリブート作品。原作となったゲームもリブートしていたのは知らなかった。主演は「エクス・マキナ」エヴァ役や「リリーのすべて」ゲルダ役のアリシア・ヴィキャンデル。「ララはボクシングとかやってて強い子なんやで」という説明が冒頭に入っているし、初めて敵を殺さざるを得なかったときにはショックを受けたような描写もあるし、しっかりとキャラクターを立てて作られている。トレジャーハンターが主役ということもあって、現代の「インディ・ジョーンズ」という感じがある。オリジナルのインディの方は「クリスタルスカルの王国」で完全にダメになってしまったのでね……。  日本人の感覚としては、日本南方(小笠原諸島周辺)が「魔の海」で、卑弥呼は実はそこに流されたのだという話は「そんなアホな」と思ってしまうところだが、エジプトの王が云々とかいうのもこういうレベルなのかもしれないと思わされる。  「ファースト・ミッション」の副題が付けられたように、卑弥呼の力を巡る話は決着したものの、「トリニティ」との決着、そしてララの気付いた黒幕との話は終わってないので、2020年ぐらいには続編が公開されるのでは。

【感想】映画きかんしゃトーマス とびだせ!友情の大冒険(2018/4/7公開)

信号故障が原因で、ヘンリーがヒロの編成に追突する事故を起こし、メインランド行きの貨車を牽引できなくなる。代理はジェームズが担当することになったが、ジェームズをうらやんだトーマスは未明のうちに貨車を牽いて出発してしまう。しかし、目的地であるブリドリントンの操車場の場所がわからないトーマスは、レキシーやテオという実験機関車たちがいる操車場を経て、製鉄所にたどり着く。製鉄所で働くフランキーとハリケーンは、2人だけでは仕事が大変なのでトーマスにずっと手伝ってもらうことを思い付き、貨車を夜のうちにブリドリントンに運び、トーマスを製鉄所に閉じ込める。一方、ソドー島ではいっこうに帰ってこないトーマスを見つければ英雄になれるという言葉を聞いたジェームズが、トーマス捜索のためメインランドへ走り出した。 もともと、目的地の場所も知らないトーマスがジェームズの貨車を勝手に運んだことで起きた話で、製鉄所に閉じ込められたのは自業自得ではある。自分たちは実験用で何もできないんだと思い込んでいたレキシーたちが製鉄所で働くことになり結果オーライ、ハッピーエンドですけどね。 それにしても、いつもはトーマスが自分の仕事をほったらかしたら怒るトップハムハット卿、今回はジェームズからトーマス不在をチクられて「貨車を誰が運ぶか決めるのは私だ」「君がトーマスの支線を担当してくれ」とキレッキレです。どの機関車をどこで運用するか頭を悩ませてるというけれど、主に仕事の不満で無用の対立を招くのもトップハムハット卿が無能だからなのでは……というか、マジでトマパイアとしか思えないひいきっぷりで、不満をいいつつキレないジェームズえらい。 ゲスト声優は森三中の3人。正直、このキャスティングを聞いたときは「まあトーマスやからしゃーない……」とややしんどさを感じたのだが、見てみると、テオ役の村上知子が棒よりややマシ、フランキー役の大島美幸は「こういう中年女性声優いそう」感ある独特の存在感、そしてレキシー役の黒沢かずこはゲストと気付かないレベルで溶け込んでいたのであった。本作はかなりミュージカル寄りで歌も多いのだが、歌ネタやってるだけあってうまい。「クレヨンしんちゃん 超時空!嵐を呼ぶオラの花嫁」でも声優やってて、その時はまったく存在感なかったけれど、これなら声優イケると思う。

テレビアニメ「あんさんぶるスターズ!」、諸般の事情により放送開始延期が決定

スマートフォン向けアイドルプロデュースゲームで、2017年にテレビアニメが放送予定だった「あんさんぶるスターズ!」について、本日17時に製作委員会から「諸般の事情」による放送延期が発表された。 GENCO,INC.|TVアニメ「あんさんぶるスターズ!THE ANIMATION」放送延期のお知らせ リリースだけを見ると「2017年内の放送を諦めた」ようにも読めるが、詳細は不明。ゲームを運営するHappy Elementsからも同様の発表が。ただ、こちらはアニメ制作に携わっているわけではないので、こういう発表になったことのお詫びと、引き続き全力を尽くしていくという内容。 TVアニメ放送延期のお知らせ| あんさんぶるスターズ! 2015年12月にアニメ化を発表し、AnimeJapan 2016ではステージも開催。流れから考えればAnimeJapan 2017ではなんらかの発表を予定していたはず。そもそも2017年のいつとは発表していないのだから、12月までに放送できれば「ほら、2017年放送だった」と言い訳も不可能ではない。そういう事情を差っ引くと、計画がご破算になったのだろうと推測できる。つなぎのPV公開とか、そういうこともできないのであろう。 直近見てみても「レガリア」のやり直し、「ろんぐらいだぁす!」と「ブレイブウィッチーズ」での遅れ、「夏目友人帳 伍」の唐突な過去話数挿入(話数調整なら最終週でもよかったのでは?)など、アニメ業界に破綻の影がちらついているとしか思えない。その点、無理に走り出すよりはこうして放送自体を延期してしまうのが正解なのかもしれない。せっかくの作品なので、みんなが幸せになれる形で世に出られることを願う。 from http://stars.happyelements.co.jp/

みんな「けものフレンズ」を見ているフレンズなんだね!すごーい!えらいねー!

とんでもないことになっている。「けものフレンズ」の破壊力が高すぎる。確実に「やられる」。そういうアニメだ。 現在放送中の「けものフレンズ」は、女性キャストが多くて、キャラクターは動物モチーフの女の子がほとんどで、世界を救うほどの大仰なストーリーはくっついていない、昨今ではそれほど珍しくないアニメである。敵は出てくるけれど、分類するなら「ロードムービー」だ。 メディアミックス企画なので、ゲームやマンガの展開もあるのだが、おそらくその中でも軸であったと思われるスマートフォン向けゲームは開始1周年で完全無料化、2年目を迎えることなく2016年12月14日に終了している。あと一ヶ月半持ちこたえてくれればアニメが謎のブレイクを果たしていたのにと思うと残念でならない……そこまでに完全無料化しているから、リブートするのが正解かもしれないが。 ともかく、テレビアニメも、始まったときにはゲームと同じように埋もれてしまうのではないかと思ったし、実際、見た時点では個人的にはそれほど心に刺さるものはなかった。本スレでも声優のファンはいてもアニメを高く評価する声はそれほど大きくなかった。「リルリルフェアリル~妖精のドア~」や「かみさまみならい ヒミツのここたま」と同様の癒やしを感じた人がいたのは事実だが、そもそもスレッド速度も速くなく、1スレ目は「2017/01/09(月) 13:53:57.14」に立って「2017/01/18(水) 02:20:25.22」で落ちている。[→けものフレンズ1匹目 [無断転載禁止]©2ch.net] しかし、けもフレはじわじわと視聴者の体を蝕んでいく。Q&Aが追加された2スレ目は「2017/01/17(火) 17:47:01.75」~「2017/01/22(日) 00:10:50.98」、3スレ目は「2017/01/21(土) 19:02:33.75」~「2017/01/25(水) 12:02:31.03」。だんだんと人が脱落していくのではなく、むしろ増えていく。 4スレ目の894では、スレ内で初めて「すごーい!」という表現が出てくる。このあとは便利に使われる言葉だが、意外にも思える遅さである。 現在、放送は第5話までが終了している。すでにSNSなどでその威力を味わっている人はいるはずだし、それこそ、制作した監督自身が驚いているのが現状だ。 えっ、けものフレンズ、今なにか起きてるんですか?流行ってる??ここ500日ぐらいアニメ作ってるだけなので世間に疎くて、その、えっ? pic.twitter.com/vII21bwHzH — たつき/irodori(けものフレンズ) (@irodori7) 2017年2月7日 ここは「美味しんぼ」の京極さんよろしく、「なんちゅうもんを生み出してくれたんや」とお礼を述べ……るよりも、素直に「すごーい!素敵なアニメを作るフレンズなんだね!えらーい!」と絶賛したい。 from けものフレンズプロジェクト|公式サイト

アニメ「ろんぐらいだぁす!」第11話・第12話の放送・配信が2月5日から順次スタート

諸般の事情でテレビ放送が第10話までとなっていたテレビアニメ「ろんぐらいだぁす!」の残り話数、第11話・第12話の放送・配信日程が決定した。最速はおそらくAT-Xの一挙放送で、そのあとAbemaTVの一挙放送、そしてバンダイチャンネル、および各サイトでの配信、ほか各局での放送。 しかし、TOKYO MXが2月6日・7日に二夜連続放送、BS11が2月12日に二話連続放送する一方で、KBS京都とサンテレビはのんびり2週間かけて放送する上に、第11話の放送自体が遅いので、第12話が放送されるのは2月25日(土)。最初の配信から20日後って、地方局での「ワンピース」やないんやから……。 とはいえ、無事完成しておめでとうおめでとう。 from 第11話、第12話の放送・配信情報のお知らせ -TVアニメ「ろんぐらいだぁす!」公式サイト-

梅田からエキスポシティまでの直行バスを使ってみた

梅田駅(大阪駅)からエキスポシティまで行く方法は何通りかある。料金順で並べ替えると 1.JRで茨木まで行き、阪急バスor近鉄バスに乗り換える(約45分/440円) 2.阪急で山田まで行き、大阪モノレールに乗り換える(約40分/470円) 3.阪急で南茨木まで行き、大阪モノレールに乗り換える(約30分/520円) 4.阪急で蛍池まで行き、大阪モノレールに乗り換える(約40分/590円) 5.御堂筋線+北大阪急行で千里中央まで行き、大阪モノレールに乗り換える(約45分/610円) となる。しかし「子ども連れだから乗換なしで直行したい」「座ったままで行きたい」などと考えたときには、阪急三番街とエキスポシティを結ぶ直行バス一択だ。 ただ、エキスポシティ側はバス停が1カ所に集まっているからわかりやすいのに対して、梅田のバス停は阪急バスのものだけでも点在していてわかりづらい上に、この直行バスの停留所はそのいずれでもないので非常にわかりづらい。 公式サイトでの案内だとこんな感じ。「ユニクロ梅田と梅田オーパのある横断歩道のところを右へ入る」「乗り場はコチラ」……って不案内にもほどがある。この「乗り場はコチラ」という写真は、ユニクロ梅田とは反対側(DDハウスなどがある側)から撮影されているので非常にわかりづらい。さらに、地図で星印がついている位置もウソである。ひどいというレベルではない。 実際の場所を黄色い星で示してみた。「なんで道路の真ん中に?」って感じになってしまっているが、ウソではない。地図がウソだからしょうがない。 現地はこんな感じである。写真は東向きで、阪急三番街の高速バス乗り場の1本道路側である。阪急梅田駅の下をまっすぐ東西に抜けられる歩道があり、高速バスの降り場と、梅田界隈を周回する「うめぐるバス」の乗り場がある。 この「うめぐるバス」の乗り場と同じ場所が、エキスポシティ行きの直行バスの乗り場なのである。まるで高速バスに乗り込むかのような位置に標柱があるが、高速バスの右側にはドアはないので、そちらに乗り込むことはできない。 残念なのはパターンダイヤになっていないことで、梅田発が9時30分・11時15分・13時・14時45分・16時30分・18時15分・20時、万博記念公園駅発が10時30分・12時15分・14時・15時45分・17時30分・19時15分・21時。所要時間は40分で、大人640円、小人320円。乗換なしの代償として、運賃はどのルートよりも高いのである……。 運行機材は普通の路線バス車両。 運賃表での系統番号は2500。停留所0は直行バスの証。 阪急三番街を出たあと梅田駅の東側を抜けてホテル阪急インターナショナルの角を右折、鶴野町北から新御堂筋に入って、千里中央から中環へ、というルートなので、途中、ライバルである北大阪急行とも併走する。そして場合によっては渋滞に巻き込まれて、時間通りに着けないことがあるかもしれない。これはバスの弱点。 万博記念公園駅バス停に到着。 既設の近鉄バスや阪急バスの停留所の後ろにある。 料金面、時間面ではいずれも劣るが、直行便ということにメリットを感じられる人はぜひ利用を。使う人が多くなればダイヤが改善されて、さらに使いやすくなるはずだ。

「劇場版マジンガーZ(仮題)」発表で無視される「真マジンガー 衝撃!Z編 on television」

東映アニメーションが「劇場版マジンガーZ(仮題)」という、マジンガーZの新しい劇場版を発表した。公式サイトではキービジュアル代わりに炎がちろちろと揺れるブレストファイヤーのアニメーションが公開されていて、とても期待感を煽っている。 MAZINGER Z | COMING SOON このニュース自体はとても嬉しいし、間違いなく自分は映画館に見に行くのだが、気になるのはニュース記事でちらほら見かける「45年ぶりに復活」のフレーズだ。 おそらく、このフレーズのもとになったのは東映アニメーションが公開したプレスリリースの「「マジンガーZ」が映画化で45年ぶりに復活!」「スーパーロボット マジンガーZが45年ぶりにスクリーンで復活する」という部分だ。 全世界注目のプロジェクト始動! “元祖”にして“伝説”のスーパーロボットアニメが映画館で超復活!! 「劇場版マジンガーZ」(仮題)|プレスリリース|東映アニメーション株式会社 文字通りに受け取ると「マジンガーZが45年ぶりに復活する」ということなのだが、マジンガーZの放送開始年である1972年(昭和47年)から起算すれば確かに2017年で45年になるが、普通、「復活」といえば「姿が消えてから何年か」ではないのだろうか。 その視点からいえば、マジンガーZの放送が終わった1974年の方が妥当だし、さらにいえばマジンガーZは「グレートマジンガー」にも出てくるので、グレートマジンガー放送終了の1975年の方がいいし、さらにさらに、1976年公開の映画「UFOロボ グレンダイザー対グレートマジンガー」にも出ている。 そしてなにより、「マジンガーZ」の放送開始年か終了年かということよりも何よりも、タイトルにも入れた「真マジンガー 衝撃!Z編 on television」は、声優こそ初代シリーズから変わっているが、永井豪のマンガ「マジンガーZ」を原作としている、れっきとした「マジンガーZのアニメ」であるということを忘れて欲しくない。放送は2009年4月から9月で、ここから考えるとマジンガーZ不在のブランクはわずかに7年である。 「マジンガー的なもの」としては2011年にOVA「マジンカイザーSKL」が公開されているし、いうほど「待望のマジンガーZのアニメ」って感じはないのだが、少なくとも「真」は黒歴史ということか。

阪神タイガースがリーグ優勝したら電気料金3カ月割引、日本一なら純金の小判プレゼントのプランをeo電気が発表

野球観戦により熱が入りそうなプランをeo電気が発表した。その名も「eo電気 阪神タイガース 2017応援プラン」。 プレスリリースによると、 1.料金設定は電気使用量が少なくてもメリットあり、300kWh以上なら関西電力従量電灯Aより約5%安い 2.契約時にeo電気オリジナル阪神タイガースクリアファイル5枚組プレゼント 3.甲子園で開催される試合への招待あり 4.シーズン終了後、公式戦勝利数と同数の人に阪神タイガースグッズプレゼント 5.リーグ優勝なら基本料金半額相当分の電気料金3カ月分割り引き 6.日本一なら抽選で5名に日本一記念オリジナル純金小判プレゼント 料金設定自体はスタンダードプランと同じ料金の模様。なお、契約手数料を無料にするとのことで、スタンダードプランを使っている人は変更した方がおトクということになるが、契約条件として「家族に阪神タイガースファンクラブ会員がいること」が含まれている……。ファンクラブのサイトがとにかく契約させること中心になっていて年会費がいくらなのかめちゃくちゃ分かりづらいのだが、大人3600円、キッズ2500円。まぁ、このプラン契約するぐらいにタイガース好きならファンクラブぐらい入ってるだろうから、気にすることではないのかもしれん。 from eo電気「阪神タイガース2017応援プラン」の提供開始|プレスリリース|ケイ・オプティコム

「弱虫ペダル NEW GENERATION」小野田坂道とスバル・レヴォーグのコラボが決定

日本のサイクロロードレースを支えてきたスバルと「弱虫ペダル NEW GENERATION」が、「ロードレースシーンをより一層盛り上げたい」ということでコラボすることに。小野田坂道がスバルのレヴォーグからロードバイクを降ろして、レヴォーグとともに疾走する内容だそうで、1月30日から各局でテレビ放送され、YouTubeや公式サイトでも公開されるとのこと。 from TVアニメ『弱虫ペダル NEW GENERATION』 公式サイト

稀勢の里の横綱昇進が決定

横綱審議委員会が初場所優勝の大関稀勢の里を横綱に推薦すると決定した。このあと1月25日に日本相撲協会が春場所の番付編成会議と臨時理事会を開き、そこで稀勢の里の横綱昇進が正式決定という流れ。 横綱誕生は鶴竜以来3年ぶり。日本出身の横綱は若乃花以来19年ぶり。 稀勢の里、愛称キセノンといえば「ここイチでの『優勝力』のなさ」があって、2016年は休場せず年間最多勝を獲得するも優勝はなし。「優勝力のなさ」でよく知られているエピソードが2012年5月場所。11日目まで10勝1敗でトップを走っていたが12日目の栃煌山戦、13日目の白鵬戦で連敗して千秋楽を11勝3敗で迎え、最後は把瑠都に負けて11勝4敗となり優勝決定戦すらも逃している。 かといって、年間最多勝が示すように決して弱い力士ではなく、2011年初場所以降で負け越しは2014年初場所の7勝8敗のみ。大関に昇進した2012年初場所以降の成績は ・2012年:61勝29敗(勝率.678) ・2013年:68勝22敗(勝率.756) ・2014年:58勝32敗(勝率.644) ・2015年:62勝28敗(勝率.689) ・2016年:69勝21敗(勝率.767) と、好成績を続けている。何より、体が強くて休みがほぼゼロ、唯一欠場したのは2014年初場所千秋楽の琴奨菊戦、つまり近年最後の負け越しは不戦敗によるもので、出ていたらどうなっていたかはわからなかった。 大関としての成績も極めて良好。近年の横綱・大関の大関時代の成績を勝率順に挙げると、 白鵬:73勝17敗15休(.811) 稀勢の里:332勝133敗(.714) 日馬富士(安馬):214勝105敗11休(.671) 鶴竜:119勝61敗(.661) 琴奨菊:251勝182敗32休(.580) 豪栄道:117勝92敗1休(.560) 照の富士:69勝72敗9休(.496) となって、さすがの白鵬には及ばないものの、現横綱のうち2人よりは良い成績を残している。 千秋楽の取り組みを前に横綱昇進が確定的という報道が出たときには「そこまでして日本人横綱を作りたいか」とも思ったが、結の一番で白鵬の突進をしっかりと受け止めた上で倒した姿を見ては、期待せざるを得ない。それだけ白鵬が衰えたともいえるが、なればこそ、今求められるのはキセノンなの鴨。 from 稀勢の里を横綱に推薦決定 横綱審議委 19年ぶり日本出身横綱 |…