自分の小説を客観的に見るために
こんにちは。SAIHIKAの中の人、T.Kです。
2016年2月末、KADOKAWAから新しい小説投稿サイトが立ち上がりますね。
このサイトのオープンに合わせて新作の小説を書いている方は少なく無いと思います。
もしくは、すでに投稿している方も。
僕はまだ投稿するかわかりませんが、この機会に初心に立ち返り、
一度、自分の小説を振り返ってみようと思い立ったわけです。(大学生の春休みは暇なんです)
そんなわけで、客観的に自分の小説を見るために参考になるサイトがあったのでご紹介。
http://www.ennach.sakura.ne.jp/index.html
フォームに小説文を入力しますと、以下のようになります。
ちなみにSAIHIKA201601の小説部分を入力しました。
さらに、
会話文主体の文体のようです。
かな:漢字の比率は読みやすい範囲だと思われます。
1つ1つの文章の長さは平均よりやや短めです。テンポがいいぶん読みやすいと思います。
地の文に口語が混ぜてあるようです。
文章がうまく修飾されています。具体的には副詞の比率が平均よりやや上です。
指示語によって文章がうまく流れています。
接続詞が少なめです。文章運びはテンポ・感性重視のようです。
体言止めはほとんど使われていません。
連用中止法が高い頻度で使われています。
自立語における名詞の比率は平均の範囲内です。名詞比率は文章が説明的・要約的かどうかに関係します。
物事を形容する言葉と動きの描写の比率は平均的な範囲です。MVRが低いと動き中心、高いと形容中心となります。
というところまで評価してくれます。
僕はいつもサクサク読めるように書いているので嬉しい評価でした。
しかし機械による判別ですので、より参考になるのは上部に画像として載せた部分かと。
自分の文章の傾向を知り、自分の書きたいように書けているか、もっと言えば、
作品にあった文体かどうかまで考えられる良い資料になりますね。
他にも似たようなサイトがあります。
こちらは先ほどのように文法的に解析してくれるだけでなく、
自身の文体に似た文章を書く作家さんを紹介してくれます。
ぱっと見ると僕のカタカナ出現率の偏差値がやたらと高いですね。
64人の作家さんの文章が登録されているらしく、
偏差値はその64人の文章から算出しているらしいです。
なので、プロ作家の平均からするとカタカナを使いすぎということがよくわかります。
だからと言って駄目だということもないですが。
以上です。
自分が書いている文章を見直すのには良いサイトなので、皆さんも是非お試しあれ。