ニンテンドースイッチのハッキングが完了した模様

ついにニンテンドースイッチのOSのハッキングが完了し、ファームウェア上でシステム全体で任意のコードが実行できるようになりました。

ニンテンドースイッチの発売が昨年2017年3月であることを考えると、1年にも満たないという驚異的な速さです。ちなみに3DSでは2年かかった様です。

このハッキングシステムは、2018/2/24現在、最新のOSとして提供中のOS4.1.0 を含むOS 4.x 系統上で動作する模様です。詳しくはコチラ

開発したハッカー集団failOverflowの主張によると、これを可能とした原因はNVIDIAのTegra X1 SocのブートROMの脆弱性にあり、現在までに販売されたスイッチでは修正が不可能とのこと。外付けのMODチップ(メーカーが制限する機能を解除するICチップ)は特に不要とされています。

日本国内ではマジコンの販売はすでに禁止されていますが、ゲーム違法コピーが蔓延しかねないとも考えられ、任天堂には即急な対応が望まれます。

またこれはファームウェア上のハッキングが完了したのみで、スイッチのメモリを弄るhomebrew開発や、そもそものゲームデータの解析はまだですので、スイッチ上でチートを行うにはもうしばらくの時間が必要そうです。

また、オンラインに接続するゲームでチートを行うことは、電子計算機損壊等業務妨害罪 (5年以下の懲役または100万円以下の罰金)に問われますので、絶対におやめください。(実際に摘発例があります)